Scrapbox の infobox について
自由に記述をしたいページに対して 絶対に記入してほしい項目をあらかじめ宣言しておくと、記入漏れを防げるししかも表で一覧できて便利
ちなみに自分は今のところ、「表にまとまってるとうれしい」みたいなとこより「書くべきことが指示されてて嬉しい」みたいなとこで恩恵に預かっている気がする
こうやって、とりあえずテンプレート選ぶみたいな感じで、使いたいinfoboxのタグを打ってから書き始める
https://gyazo.com/6c4495d0d74efdd78311d58b68865d13
https://gyazo.com/6f09a46a4469da36482ab0802a899a16
本文はこんな感じに「散文」で書かれている。箇条書きではない
散文、普通の文章、つまり自然言語ということ
https://gyazo.com/4dc54bff8e5e72d2f996487dcbb81ea7
人々が自然に自由に書いた文章から、データベースが生成されることを指して「文芸的データベース」と呼んでいるっぽい(適当)
「自然に自由に書く」というのは、 infobox に最低限必要な内容が示されている、という範囲・方向で自由に書けるということ
フリーフォーマット、形式に縛られない
箇条書きが好きならそれで
key:value が好きならそれで
まったく好き勝手に書くならそれで
自然言語、散文がそのままデータベースになるの、先進的な気がする。21世紀的
自由に書くことが許容されているけども、なにについて書くべきなのかをインクリメントにお知らせする
ページを編集するとインクリメンタルに抜き出される
https://gyazo.com/13231493f3dc079e66be08f0f624c6c1
yuta サンのコメントと動画
https://scrapbox.io/files/6602ee1b9a9af6002615fbcf.mov
特定のタグに紐づくファジーテンプレートみたいに使うと便利ってことか?
あと、ぶっちゃけ、shokaiサンの最初のポストはめちゃくちゃわかりにくいと思う。言ってることと動画で起こってることがチグハグというか、動画で起こってることのインパクトがあまりにも強すぎて、「そこに書かれている文字を読む」ことが難しかったと思う。
やっと使い方がわかった気がする
juneboku サンたちが Scrapbox で日記を書くためにテンプレートを使っている方法を「かたい構造化」とすると、
infobox は「やわらかい構造化」と言えそう。
内容として必要なものが書かれていればよくて、LLM で抽出できるなら、書き方はどんなに支離滅裂でもかまわない
ある意味、人間には読めなくても構わない(構わなくはない)
もともと書き溜めていたページからなにをどう抽出するか、というよりは、
新しく書くページになにを書くか教える
すでにあるページになにが足りないかを知らせる
という方向づけ。ナッジな働きかけ
要約が抽出出来るのは LLM を使っているからたまたまそうなっているだけで、それは副次的なものらしい
これが先立って見えたので、みんな誤解したと思う。自分もそうだった
shokai サンのコメント
想定している用途は共同作業における重要な項目の宣言と抜き出し、視座の共有なので、要約が生成されてしまう挙動は意図した物では無いです
重要な項目の宣言
視座の共有
他人への作業指示はちゃんと具体的に書け、というグループウェア上でのコミュニケーション作法の話がまずあって、そこでたまたまLLMが使えただけ
人間が人間に対して普通に作業を指示するような形式で、文書に書いて欲しい必須要件を宣言する。要件が明文化されていれば共同作業は円滑に進むし、しかもLLMである程度サポートもできる 人間とLLMではなくて、人間Aと人間BとLLMの3者で適度に創造性を発揮させる、これがワイの答えや
infobox の由来
由来は Wikipedia だった
wikipediaのページって同ジャンルでも本文はかなりバラバラな形式で書かれていて、でもまとまりを感じるのは右側にあるInfoboxのおかげかもね、このジャンルのページになるための必須要件が明文化されている という話を2022年ごろしていた
なるほど
概要
Infoboxとは、記事の主題についての要約情報を提供することを目的とした、記事の右上に配置する形の規定フォーマット(Wikipedia:テンプレート)の表です。日本語版では基礎情報、情報表、情報ボックス、概要表などとも呼ばれます。
規格化されたInfoboxは、生物分類表(taxoboxes)と呼ばれる、編集者が生物の科学的な分類をビジュアル的に表すための表より発展して作られました。
Infoboxの利用は、すべての記事において要求されたり禁じられたりすることはありません。Infoboxの貼付けの有無、特化分野の選択、使用時の要素選択、これらは個別の記事それぞれで編集者の議論と同意により決定されます。
機能と役割
Infoboxテンプレートは、関連する記事に共通な重要な要素・統計情報を含むものです。例えば、すべての動物は科学的分類(種・分類科など)の情報を持っています。動物の記事に{{生物分類表}}を加えることで、手早く主題の情報を得たり他の記事との情報の比較が容易になります。
Infoboxテンプレートはファクトシート、サイドバーと似ている所があります。それらも記事の重要な点を素早く読みやすい形で要約します。しかしそれらは統計的な表ではなく記事の情報を要約しているだけで、それらのもともとの情報は本文中に記載されています。とりわけ、Infoboxが長い行に及ぶ折りたたみ型の表で隠してしまった場合、閲覧者は隠れた情報を見落としてしまいます。
https://gyazo.com/29e18800424ebded936ebc836cf1ddf5
Scrapbox の infobox における「文芸的データベース」とはなにか
文芸的データベースができた
なんとなく増井サン的な物言いに感じる
プログラムとその解説文書をひとつのファイルに混在させながら 追加したり修正したりして同時に開発していくことにより、 完全に整合性のとれた文書とプログラムを開発しようというものである。 プログラムをまず作ってからその解説文書を作成する(またはその逆)という 一般的な手法では、後で修正などを加える場合などは注意しないと 両者の整合性がとれなくなってしまうことがよくあるが、 文芸的プログラミングの手法では 両者がひとつのファイルになっているので そのようなことが起こりにくくなる。 また正しい文書を書くという作業と正しいプログラムを書くという作業の 相互作用によってより適切なプログラムと文書ができあがるという 効果がある。
文芸的とは
通常コンピュータのプログラミングでは、プログラムソースと関連するドキュメントを別々のファイルに記述するが、これには管理や更新内容の反映が負担となる。
この問題に対して、文芸的プログラミングでは、ドキュメントとソースを併記したWEBと呼ばれるメタソースを記述し、そこからドキュメントとソースコードをそれぞれ生成させることで、情報の一体性を高めている(これらのメカニズムをWEBシステムと呼ぶ)。
単にドキュメントとコードが併記されるだけであれば、通常のコメントやPerlなどに見られる埋め込みドキュメントと違いはないが、文芸的プログラミングでは、さらにマクロを利用することで、任意のコード断片にドキュメントを対応させる。これは、いわゆるハイパーリンクに相当し、コードの実行順と関係なく自由な順序で内容を記述することができる。
Literate programming is a methodology that combines a programming language with a documentation language, thereby making programs more robust, more portable, more easily maintained, and arguably more fun to write than programs that are written only in a high-level language. The main idea is to treat a program as a piece of literature, addressed to human beings rather than to a computer. The program is also viewed as a hypertext document, rather like the World Wide Web. (Indeed, I used the word WEB for this purpose long before CERN grabbed it!) This book is an anthology of essays including my early papers on related topics such as structured programming, as well as the article in The Computer Journal that launched Literate Programming itself. The articles have been revised, extended, and brought up to date.
文芸的プログラミングは、プログラミング言語とドキュメンテーション言語を組み合わせた方法論です。これにより、高級言語のみで書かれたプログラムよりもプログラムがより堅牢で、移植性が高く、メンテナンスが容易になり、おそらく書くのがより楽しくなります。 主なアイデアは、プログラムをコンピュータではなく人間に向けた文学作品として扱うことです。 このプログラムは、ワールド ワイド ウェブのように、ハイパーテキスト ドキュメントとしても見なされます。 (実際、私は CERN がそれを取得するずっと前に、この目的で WEB という言葉を使用していました!) この本は、構造化プログラミングなどの関連トピックに関する私の初期の論文と、リテレート プログラミングを開始したコンピューター ジャーナルの記事を含むエッセイのアンソロジーです。 自体。 記事は改訂、拡張され、最新の状態になっています。
Literate
Able to read and write; having literacy.
Antonym: illiterate
Knowledgeable in literature, writing; literary; well-read.
Which is used in writing (of a language or dialect).
「文芸的」というよりは「読み書きできる」としたほうが適切っぽい
人間が「読み書きできる」ということ
ひとが文脈を読み取ることが出来る
スキーマ と スキーマレス
infobox、把握した(把握できない)。すごそう
文芸的データベースができた 採用面接ログ・商談議事録・開発タスク・自己紹介ページ等の、自由に記述をしたいページに対して絶対に記入してほしい項目をあらかじめ宣言しておくと、記入漏れを防げるししかも表で一覧できて便利
https://gyazo.com/8ec52937f119d6715d8a5c6131689b51
infobox 自分の scrapbox だとあんまり威力を発揮しなかった
内容に統一的なものがないからか
フリースタイルすぎ
こういうキーワードだとすごい
https://gyazo.com/3963570f91ad433f0132ffa72b680e5c
https://gyazo.com/a2228f201eef91ec1338e76a78789e46
こういうページだともう一歩って感じ